我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

梅雨の晴れ間に絶景蕎麦ツーリングに二輪部OBと行ってきた

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そんなわけで今回は久し振りのツーリングレポート

ここ最近は、ソロで走ることばかりでしたが、久々に学生時代の二輪部のメンツで走りました。
本日のメンバーは 大将@RGV250Γ / 菌さん@グラストラッカー / ピヨ彦GSX-R600 です。
久し振りにみんなで走る、ということでみんな大好きワインディングを盛り盛りに詰め込んだら、早起きしないと周れないということになったので朝7:30集合しました。しかも、この集合場所ももう既にワインディングの入り口に近いところでした。

早朝は交通量が少なくてラクチン

集合して、世間話を15分程して出発します。まず、目指す目的地は矢作ダムです。

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Google Mapのタイムライン機能より引用

岡崎から県道39号線を使ってオーソドックスなルートで矢作に進みます。が、早朝のおかげで交通量が少なく、ものすごくラクチンです。そのおかげであっという間に矢作ダムに到着。しかし、残念ながら休憩所が閉鎖になっていました。仕方がないので道の駅「信州平谷」に向かいます。

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やっと今回の1枚目の写真

9:30ぐらいに道の駅に到着。なんと、長野に来るまでに出発から2時間かかっていません(笑)オジさん達が朝早くからツーリングに行く理由が少しだけ分かったような気がしました。
矢作ダム周辺を走っていたときには見えていた雲が段々晴れていき、外気温も上がりだしました。まだ10時にもなっていないのに暑かった…。

早くも今回のツーリングの最大の目玉

道の駅で休憩していても暑いだけなので走り出してしまおう、と早速出発。次の目的地は今回のツーリングの最高の目玉「極楽峠 パノラマパーク」です。ここのスポットは、お山の常連さんがインスタで景色をアップロードしているのを見て知りました。そのスポットに行ったところで何もないのですが、ただただ景色が凄いです。もう絶景です。ちなみに私は5月にソロツーで行ってますw
そんなことを道の駅で話して、ハードルを上げまくった上でパノラマパークへと足を伸ばします。このパノラマパークまで10kmほど、林道が舗装されたような道路を通らないといけません。途中でこぶし大ぐらいの石とか落ちてます…。マジでこんなところに何があるんだよ、と思いながらバイクを進めると急にスポットが出てくるのです。

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極楽峠 パノラマパーク

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その2

この解放感が伝わるでしょうか。一緒にツーリングに行ったメンバー達からは確かにコレはすごい、とみんなに感激してもらいました。唯一、広角レンズを持って行ってないのが残念でした。ここでは少し長めに休憩を取り、のんびりしました。大将とピヨ彦なんて芝生に寝転がっていました。もう、みんなここにテント貼って、夕方までのんびりしようよ、なんて言ってました(笑)

お昼を食べに行きます

さあ、お次は本日2つ目のメインイベントのお蕎麦です。最初は、メニューにお蕎麦しか載っていないレベルの高いお店に行こうと考えていたのですが、長距離ツーリングになってしまったことも考慮し、前日になり昼食を取るお店を変更しました。「三河屋」というお店です。どうやら食べログを見ると、お蕎麦とカレーライスのセットがあるらしくどちらも美味しいとのことでした。

tabelog.com

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特に何も考えずに北上

到着したのが11:20頃。既にお店の中には何組かお客さんがいました。特に強烈だったのが、おばあちゃんが昼から瓶ビールを開けてました。なんて羨ましい。
オーダーは私と大将がざるそばとカレーライスのセット。菌さんとピヨ彦がざるそばと肉丼のセットです。愛想の良い大将が印象的です。

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確かにカレーライスがウマい

朝早くからガッツリ走っていたこともあり、ペロリと頂きました。お蕎麦も美味しく頂きました。菌さん達の食べていた肉丼も美味しそうでしたね。また、飯田にくることがあれば寄りたいな、と思わせてくれるお店でした。

12時になりもうノープランからの林道激速トラッカー

そんなわけで極楽峠の絶景と、お蕎麦を食べてしまい、もはや本日のやりたいことを全て達成してしまいました。

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月夜平大橋展望台

月夜平大橋展望台も中々の絶景スポットなのですが、極楽峠のあの絶景を見た後だとみんなの反応もちょっと微妙。でも、時間はまだ12:30。このまま南下し茶臼山でコーヒーでも飲みますか、という話に。ただ、来た道を帰るだけじゃつまらないので天竜川沿いを南下することにしました。しかし、R418が通行止めになっているため超狭い、林道みたいな道路を迂回しないと進めません。仕方がないので通ることにしました。

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確か赤い枠が迂回路区間

で、この赤い枠で囲った迂回路区間なんですが、グラストラッカーがめちゃめちゃ速い。もう、屈辱です。もう路面とか穴あきがひどいし、路面も濡れてる上コケまで生えているような状況で、こっちは何回かリアタイヤ滑ってるのに何でそんなに速いんだ、と。しかも、それにRGV250ガンマで付いていく大将も大将で、片足だしながら乗ってて最早オンロードバイクの乗り方していない、、、。(そういえば最近HED[ハードエンデューロ]にハマってる、、、とか言ってたな)

そして流れ解散

まあ、林道区間はそんなに長いわけでは無かったので区間が終わったらまた私が先導し、茶臼山に無事到着。茶臼山レストハウスで軽くお茶をしました。で、ここまでくると流石にみんなの顔に疲労が見え始めました。翌日は月曜日なので、明日の仕事嫌だー、何で明日リモートワークにせず出社予定にしてしまったんだ、なんて話も出てくるようになりました。そんなわけでさっさと帰りましょう。茶臼山の次は稲生の道の駅を目指し、そこで各自流れ解散となりました。
総走行距離320km。オール下道の中々ハードなツーリングでしたが、みなさん満足してくれたようで何よりでした。私も久々のマスツーでテンション上がりっ放しでした。次はキャンプツーリングに行きたいですね。

ブレーキタッチの向上を目指し、Adelinのマスターを導入してみたら案外良かったヨ

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ブレーキが利かない

いや、正確には利かないわけではないのですが、私の周りの人達のマシンと比較するとやはり利きません。ある日、お山で6Rに試乗する機会があったのですがそのマシンのブレーキが凄い良い利きだったのです。実は、今までブレーキ関係のカスタムをしたことがなく、レプリカやSSなら純正状態のブレーキシステムで十分だと思っていたのですが、その考えがひっくり返されてしまいました。

そんなものは買えるわけがない

ちなみにその6Rはブレンボ 19RCSにスエッジラインのホースの組み合わせでした。私も19RCSが欲しいのですが、財政状況がそこまで豊かでないのでそんなもの買えるはずがありません。そこで、幸田サーキットで出会ったTZ軍団が装着していたAdelinというメーカーを思い出しました。ブレンボを台湾で作っているのがFRANDOで、さらに中国で作っているのがAdelinという話です。物は試しだ、ということでアリエクで注文。送料込みで1万円しないぐらいでした。

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brembo 19 RCS

早速取付

マスターもホースも到着したので、早速取り付けたいところですが、まずは単品状態でバラシていきます。しっかりとグリスアップをしていきます。あと、操作部なのでバリの状態なんかもチェックしていきます。これらのことをしておくと、ブレーキ操作がもっともっと楽しくなります。

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カラーは何の飾り気もない黒

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噂では機械式ブレーキスイッチが付いてないと聞いたけど、ありました。

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綿棒なんかも使ってグリスを塗りこみます。

 で、実際にマスターシリンダーをハンドルにつけていきます。アクセルワイヤーの取り回しや、ハンドルを曲げたときに周辺の部品との干渉がないか、チェックしながら進めていきます。

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結構ギリギリなレベル

こうして、何のトラブルも無く順調に進んでいるように見えたが、マスターシリンダーとメッシュホースの組み合わせがうまくいきません。マスターシリンダーのネジ穴にバンジョーボルトが入っていきません。

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ACパフォーマンスライン

一応、車種別キットを購入したので、付かないなんてことは無いはずなんだけど、と考えていましたが、そういえばマスターシリンダーがAdelin製だ。その後、ネットで検索してみると、Adelinのネジピッチは1.0mmのようです。まさにBrenboと同じ寸法です。しょうがないのでクルマで片道1時間近くかかる、名古屋のナップスまで出向いてバンジョーアダプタを購入¥1100でした。

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Brembo対応のP(ピッチ)1.0mmです。 引用元 Active

数少ないネット情報だったので本当にピッチ1.0mmなのか不安でしたが、帰宅して付けてみたら問題無く付きました。あとは、実際にブレーキフルードを入れてエア抜きでしたが、以前試したキャリパーのブリーダーボルトから入れる方式にてフルード注入とエア抜きをしました。おかげでエア抜きがめっちゃ早かったです。恐らく1時間もかかってなかったように思います。

肝心の使い勝手

さて、肝心の使い勝手です。気持ち良く加速してからのフルブレーキングを試したいところですが、ブレーキを触ったということで慎重に慣熟走行を行います。ブレーキディスクとパッドの当たりも出てないので、ディスクにパッドを当てたり、冷やしたり、を繰り返しました。そうすると、最初は全く効かなかったブレーキが段々と効くようになってきました。
むしろ、初めてメッシュホースを使う私にとっては、レスポンスがシビアだと感じられるぐらいブレーキが効くようになりました。で、ここまではメッシュホースを変更したことによるメリットです。肝心のマスターシリンダーを変更したことによる変化ですが、レバーへの入力に対し制動力がリニアに立ち上がるようになったように感じます。前のマスターですと、入力に対し制動力は徐々に立ち上がっていき、最後に急激に立ち上がるイメージでした。なので、直感的なブレーキ操作がめちゃめちゃやりやすくなりました。ただ、やっぱりあの6Rのブレーキには負けるかな、と思います。

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制動力の違い。左が今までのもの。右が新しいもの。

まとめ

さて、そんなわけで今回はBrembo RCSのマスターシリンダーのタッチに憧れて、マスターシリンダーをAdelin、ホースをACパフォーマンスに変更しました。(実はディスクローターも結構消耗していたのでArashiというメーカーのものに変更しています。)
結果、Bremboのタッチには劣りますが、レスポンス性の向上と、タッチ性の向上を確認することが出来ました。このブレーキシステムの変更にかかった費用は約¥20,000。(ディスクローターは除く)そう考えると、そこまで悪くない投資なのではないでしょうか?Bremboのマスターシリンダーが欲しいけど、お財布が寂しくて買えない人は一度試してみる余地はあるかと思います。

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Frホイール

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レバー周り(数々の転倒でボロボロだ、、、)