タイヤ交換
バイクに乗っている人だとタイヤ交換時のタイヤ代って結構バカにならないと感じているかと思います。私もその中一人です。学生時代、愛車のNSR250R、RGV250Γ、NSR50R等のタイヤ交換は自分でやっていました。必要な工具は基本的なハンドツール以外は大学の二輪部の共用工具(Fr/Rrメンテナンススタンド、ビードブレイカー、エアーコンプレッサー)を使っていました。今思えばかなり恵まれた環境ですね、、、廃タイヤも捨てられる場所があったし。
社会人になってから
学生時代は貧乏バイクライフを満喫していた私ですが、社会人になり小金を持ち出した途端、独身貴族バイクライフを過ごすようになりました。タイヤ交換はもちろんショップで。とはいえ、大手用品店の前後セット品をセール時に買っていましたが。
しかし、結婚してからというものの年間の走行距離が1万km→5千km→3千kmとなっていき、それに伴いタイヤ交換の頻度も下がっていきました。
スポーツライディング復帰
しかし、やはりまだ私の中ではオートバイを上手く操りたいという思いが残っており、ちょこちょこお山を走っていたのですが、この前久々にサーキットを走りました。
gaoh.hateblo.jp
そんなわけでちゃんと走ろうと思うと、やっぱりタイヤ代がかかるわけですよ。でも、独身の時と違ってお金を自由に使えるわけじゃありません。それならば、久々に自分でタイヤ交換やるか、ということになりました。
道具を揃えよう
というわけで道具を揃えます。必要な道具はビードブレイカー、タイヤレバー×3本、リムプロテクター、エアーコンプレッサー、前後メンテナンススタンド。
ですが、実は私、自前のメンテナンススタンドを持っています。ヤフオクでJ-tripのRrメンテナンススタンドを約5000円程度で購入した覚えがあります。Frはメーカー不明品を使っていますが、今のところ特に大きな問題はありません。
というわけで、その事情と私のハンドツールを合わせて考えると、本当に購入する必要がある道具は、ビードブレイカーとエアコンプレッサーになります。ですが、貧乏性なのでエアコンプレッサーはクルマの方に積んである車載コンプレッサーを使うことにしました。
新しく購入する必要があるビードブレイカーですが、ド定番ですとJ-Tripのものがいいです。当時、私が学生時代のときに二輪部で使用していたモノもこれになります。
使ってみた感想は可も無く不可も無く。ですが、ビードブレイカーにとって、何も考えずに普通にビードが落ちる、ということが重要です。しかし、画像からも判断出来るように何せ高い。この頃、CBRでコケてしまい、ただでさえ修理費でお金が無い状態だったのでとてもじゃありませんがJ-Tripのビードブレイカーを買う気にはなれませんでした。(性能に見合った金額だとは思ってます。)
というわけで、この次に考えたのがDIYユーザーの味方、アストロプロダクツのビードブレイカーです。実は、ミニバイクやってた頃に、先輩から譲り受けたアストロの12インチタイヤ用のビードブレイカーを使っていました。こちらのビードブレイカーも特に不満無く使っていたので悪くないイメージを持っていました。しかし、アストロの工具ってセール期間外に買うと割と高くなっちゃいます。そんなわけでセールに出てなかったので保留に。
じゃあ、どうするか、ということで最後にやってきたのがAmazonです。Amazonの適当な安い中華品を試してみるか、ということで商品検索開始。
すると先ほどの価格帯と明らかに違うビードブレイカーがめっちゃヒットします。しかも、みんな同じような作りをしている。
取り合えず、レビューを読んでみます。すると、幅180mmのタイヤサイズに対応はしていないものの、タイヤを斜めに入れるとタイヤをセット出来て問題無くビードが落ちるとのレビューを見つけました。価格もかなり安いし、その商品をポチってみることにしました。
雑だけど使えないわけではない
このビードブレイカーは組立式になっています。ちゃんと説明書も入っているので説明書に従い、組み立てます。しかし、各部の寸法公差がきちんと管理されていないのか、完成品を見ると少し?大分?歪んでいるように思います。私個人としての考えとしては使えるならOKということで、許容レベルではありましたが、人によってはNGレベルかもしれません。そもそも、そんなにハードルが高い人はこんな激安商品には向いていないと思います。
肝心の使い心地はまあ使えなくもないかな、というレベル。具体的な話をすると、何も考えずにレバーを下げても場合によっては力が逃げちゃって、ビードブレイカーがズレちゃったりするので壁に抑えつけて使用したり、150サイズより大きいサイズのタイヤに関しては斜めにセットして使ったりなどの工夫が必要になります。でも、ちゃんとビードは落ちてくれるのでタイヤレバーでビードを落とすより大分ラクです。個人的にはこの使い勝手でこの値段であれば十分価値はあるものだと思っています。
エアーコンプレッサー
お次はビードを上げるために必要なエアーコンプレッサーです。学生の頃は、ガソスタの空気入れなんかを利用してビード上げしたりもしましたが、さすがにいい歳のオッサンになってそんなことは出来ません。なので、車載のエアーコンプレッサーを使ってビード上げを試してみたら上がっちゃったのでそれ以来、車載のちっちゃいエアーコンプレッサーを使用しています。
www.amazon.co.jp冗談のように思えるかもしれませんが、マジでコイツでビード上がりますよ。私も初めてやったときは半身半疑でしたが(笑)
とはいえ、せっかく小さいながらもガレージがあるのでゆくゆくはタンク容量20~30Lほどのエアーコンプレッサーを買うことも考えています。
まとめ
というわけで、今回はタイヤ交換のために必要なビードブレイカーと、エアーコンプレッサーの話でした。道具さえ揃ってしまえば後は数をこなすだけ。タイヤ交換って、素人でも出来ない作業でもないけど経験と勘が必要な作業だったりします。でも、今はYoutubeなんかで作業風景をみれたりするのでそういう動画で予習すれば不可能ではないかと思います。あと、定番なんですがタイヤレバーはKTCのものを使うと良いそうです。私はまだ使ったことないですが、今度タイヤ交換する機会があれば導入してみようかと思います。