耐久走行会?
私が月イチで参加している幸田サーキットの走行会「マイバイク走行会」というのがあります。その主催者がこの度、250ccの耐久レースを開催したい、とのことで、その人柱としてエキ耐というものが開催されました。
当初、私は600ccのバイクしか所有してなかったので、自分には関係の無い話だと思っていたのですがいつもマイバイク走行会に一緒に参加している会社の先輩が参加するとのことで、そこに便乗させてもらうことにしました。私の他には、同じ職場のGPz400乗りのK先輩も参加することになりました。ちなみに参加車両は最新のCBR250RRです。WOW。
ちなみに主催者曰く、あくまでも耐久走行会であって、レースではないそうです。ブリーフィング中、何度もレースって言ってましたが(笑)
まずは身体の慣らしにお山へ
耐久の開始時間は15:00~。先輩達とは現地に12:00過ぎぐらいと約束していました。
実はこの時期の天気予報は雨ばかり。なので、エキ耐当日は雨で中止かなぁ、ぐらいに思っていたのですが、フタを開ければくもりで雨は降っていません。アレ???コレなら幸田サーキット行く前にお山に行けば、常連さん達いるんじゃね???と考え、お山に出発。レース前にバイクに身体を慣らすに丁度良いでしょう。
お山に到着。梅雨の時期の晴れ間なのでやはり結構人がいます。ここのお山は日曜日の方が人が多いので、土曜日に人が多いのは珍しいです。あまり体力を消耗しないように、ちょろっと流して終了。お昼前に常連さん達に「今から幸田の耐久レース走ってきます。」と言って山を下りました。皆さん、は???今から???といいリアクションしてくれました(笑)
走行準備
皆さんと別れて、ソロで幸田サーキットに到着。既に先輩達は到着していたようでした。早速、車両の準備をします。とは言っても、オーナーさんの方であらかじめゼッケンを貼ってきてもらっているので、こちらとしてはミラーを外すぐらいしかないです。他には、ステップの位置の確認だとか、ハンドルの位置の確認。駐車場をぐるっと回って、セルフステアの効き具合等を確認しました。
それでも、レース開始まではかなり時間があります。ぼーっとしていると、この日走りに来ていたおかちんくんが登場。どうやらこの日は転倒が多いらしく、気を付けて下さい、と言われました。まあ、今日は先輩のバイクだから、、、と返しましたが(笑)
他にも以前、ご一緒したTDR部長も応援に駆け付けてくれました。
走行開始!
そんなこんなで90分の耐久走行会のスタートです。私は第二ライダーで、第一ライダーはオーナーさん、第三ライダーはK先輩になりました。90分耐久なので、各自の走行時間は15分×6。恐らく、ロスタイムを入れると、一人2回は回せず、一人は1スティントだけの走行になるね、と話していました。
スタート形式は、途中からセーフティーカーがいなくなるローリングスタート形式です。第一ライダーのオーナーさんは最初こそ、身体が硬くなっていましたが、途中から身体もほぐれていき、いつもよりちょっと早いペースで走っていたみたいです。やはりタイムアップするならば虎穴に入らなければ、、、ということでしょうか。
そして、俺のターン
そして、ライダー交代。私の出番です。最初の2、3周はまず、様子見でバイクに慣れることを目的としていたのですが、コースイン直後に前後にバイクが張り付いています。ここで、楽にペースを落として先に行かせることは出来ますが、耐久走行会という名のレース(笑)に参加しているのですから、そこは少し維持を見せたくなるじゃないですか、ということでめっちゃ頑張りました。すると、コースイン直後は54秒ほどだったタイムが、53、52、、、と縮んでいき、1スティント目は大体51~52秒ほどで周回するようになってました。で、ピットインとかで、やっとバトルが一段落してチーム員の方に視線をやると、戻ってこい、とのジェスチャー。
やっべ、バトルに夢中過ぎてサインを見逃していたかな?と思いましたが、ちょうどのタイミングだったようです。K先輩にバトンを渡します。
全開の第2スティント
K先輩と2巡目のオーナーさんの出番が終わり、おそらくチェッカーライダーとなる私の出番がやってきました。1スティント目の感覚から、まだタイムを縮めることが出来るというのは分かっていたので気合を入れてコースインします。今回は、コースインしても前後にバイクがついていないので自分のペースで走ることが出来ます。もう、最初から全速全開です。もう、ヘルメットの中で「死ぬ気で突っ込め!!!」とか「曲がる!!!いや!!!曲げろ!!!」とか叫んでました。そのおかげもあってか、タイムは50秒前半まで縮まります。しかし、大声の出し過ぎでなんとバテてしまいました。
このタイミングで転倒者が増えてきたこともあり、約52秒ほどにペースを落として温存します。このペースで後はチェッカー目指すかー、とかも考えていたのですが、イエローフラッグが出ているコーナーでパッシングしてきたやつがいたので、そこでちょっとイラっとしてしまい、そこからペースを上げました。ちなみにウチのチームはこの終盤でベストを更新した、とアナウンスで紹介されていたようです。
そしてなんとかゴール。やっぱり耐久は安定性が大事ですよね。
で、気付いたらお山仲間の海苔さんとだちおさんのお二人がいました。実は上の写真を撮ってくださったのも海苔さんです。
まとめ
そんなわけで今回は、久し振りに耐久走行会という名のレースに参加しました。久し振りのレースは、かなりテンションが上がってサインを見る暇もないぐらい、せわしなくスポーツライディングをしていました。おかげで、600ccのバイクでも試してみたいラインをいくつか発見することが出来ました。今後、サーキットで中々タイムが縮まらなくなってきたら、排気量が小さいバイクに乗って研究してみる、という手もアリだなぁ、と考えさせられるのでした。(ただし、12インチは除く)