我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

RaceChronoで出来ること

ラップタイマー / サーキットロガー

この前の幸田サーキットの走行会からBT-Q818XT(GPSロガー) + RaceChrono(スマホアプリ)で自分の走行を分析するようになりました。このGPSロガーを使った解析は結構前から検討していたのですが、自分の周りで使用している人もおらず、使用していてもデジスパイスというお高いデバイスを使用していたりで、自分のような軽い動機で導入するには少々ハードルがお高くなっていました。
ですが、今回GPSロガーを安価で入手することが出来ました。なので今回の記事は、私と同じように悩んでいる人に対して結構安価に導入出来て、色々なことが出来るんだよ、という紹介です。
ちなみに今回の記事は外部GPSロガーを使用することを前提条件としています。スマホの内臓GPSでも同じことが出来ますが、精度が悪すぎてアテになりません。(体験済み・・・)

gaoh.hateblo.jp

まずは基本機能

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ホーム画面的なやつ

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選択画面

セクターを選択すると、設定した各セクター間でのラップタイムを表示します。スプリットを選択すると、セクター毎の累積タイムを表示してくれます。GPSチャンネルでは、最高速度や平均速度、最大G、最小G等を表示してくれます。これは無料版の画面ですが、有料版だとバンク角等の情報を表示することも可能です。(無料体験版で確認済み)

各ラップ表示モード

基本画面で、ラップの数字を選択すると各ラップの詳細表示モードに移行します。この画面でライディングのチェックをします。

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各ラップ詳細表示モード

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下に表示するグラフの項目も切り替えることが可能。

各ラインの上に表示されているのは速度です。ラインの赤や緑は、緑が濃くなると加速度が高くなり、赤が濃くなると減速度が高くなっていることを示しています。歯車のアイコンをタップする下のグラフに表示する項目を選択することが出来ます。ちなみに#22と書いてある部分をタップすると表示するラップを選択することが出来ます。2つのラインを表示することが可能で、この機能でラインの比較が可能です。

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ベストラップとの比較

こうして色んなラップのラインを比較することで自分のベストなラインを見つけて行きます。さらにコース編集モードでは任意の場所に計測ラインを作ることが出来るので、私は各コーナーに計測ラインを作成することでコーナー毎にベストなラインはどれだったかが分かるようにしています。

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計測セクター乱立

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おかげでコーナー毎のタイムが分かります。

実はまだ恩恵に預かっていない…

そんなわけでここまでRaceChronoの使い方について紹介してきましたが、実はまだそんな恩恵に預かれていません。この前の走行会では1枠目はラインの改善をして、2枠目では1枠目で試行錯誤して試したラインでタイムを削っていこうとしたところでの転倒だったので何も試せていません(笑)それでも、自分の走行の弱点というのは明確に可視化出来るのはかなりの武器になると思います。また、来週走行会に行く予定ですが、気温的にも厳しくなってきたので無理せず、楽しんで走ってこようかな、と思います。今シーズンを最悪の形で終わらせたくないですしね。