バイクで冬の洗礼と言えば、、、
そう、冷えゴケです。タイヤに熱が入っていない状態で、必要以上にバンクさせたり、必要以上にスロットルを開けたときにタイヤが滑り、コケてしまうことです。
私も、初めて中型二輪に乗って13年が経っているので、もちろんタイヤが冷えている状態は危険だと言うことは分かっているし、なんなら今までにも経験があります。それなのに何故、コケてしまったのか…?今回はそんなお話です。
コケた状況
コケたの2/12(土)の昼間です。その日はいつものお山に来ており、O/HしたFrサスの慣らしと身体の慣らしでもしようと思っておりました。
到着してすぐはまだ気温が上がりきっておらず、肌寒さを感じたので溜まり場でダベっていたのですが、少し気温が上がってきたので少し走ってみることに。溜まり場を出て、最初の1コーナー(右)に差し掛かったときにいつもの1本目のようにターンイン。まだターンインの最中にリアがズルっと滑りました。やべっ、と思って立ち直したものの,、目の前にはガードレール。正面衝突するとダメージが大きくなりそうだったのでコケて回避しました。不幸中の幸いで、怪我は全く無く、ステップのベース部分が少し曲がったぐらいで済みました。
何故コケたのか???
いくら冷えているからと言っても、この時の気温は10度以上。陽も出ておりいつもより暖かい状況でした。強いて言うならば、去年の12月中旬ぐらいの同じ気温のときにもお山に走りにきており、似たような状況でしたがリアタイヤが滑るような感覚はありませんでした。そこで、そのときと違う点をいくつか上げてみることに、、、
①O/HしたFrサス
②HRC製ハイスロキット
③人間の衰え(2ヶ月程スポーツ走行していない)
④タイヤの劣化
やはり一番考えられる理由としては、②のハイスロキットの取付でしょうか?でも、あれはアクセル開け始める前だったしなぁ、と。
④のタイヤの劣化も理由として考えられるかもしれません。実はスパコルで過ごす初めての冬のため、冬のスパコルの特性ってのを十分に捉えられていないのかもしれません。
エアチェックしてみると
で、コケた次の週にちょっと所要でRrタイヤの空気圧をチェックしたのですが、冷間で2.3k。おかしい…私はこの時期だと大体1.9k(冷間)にしているのですが2.3kって…。恐らくこれが原因でコケたんじゃないかと思います。うわー、恥ずかしい。走行前のエアチェックは基本ですね。
ちなみにタイヤはもう交換してしまいました。もうすぐ春もきますしね。あれだけ嫌がっていたタイヤ交換ですが、今はもう前後変えても1時間程度で済むようになっちゃいました。そりゃあ、1年間でフロント2回、リア4回も交換してたら嫌でも慣れるか(笑)1年前にタイヤ交換が嫌い過ぎてタイヤ交換を題材にして、記事を書いてます。タイヤ交換をラクにこなすにはひたすら数をこなすしかねぇなぁ、と〆ておりますが、まさにその通りだったようですね。