我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

フォロワーの新車とともに霧の伊吹山を駆け抜けてきた

8h耐久走行会 or ツーリング

さて、最近走る機会が中々取れなかったがおーです。10/22には走るぞー、と意気込み各種調整をしていました。そんな中、幸田サーキットで行われる8h耐久走行会(※ほとんど耐久レースのようなもの)に出ない?とのお誘いが。悩んだのですが、今回は二輪部OBと滋賀にツーリングに行くことにしました。
そんな中、他大学とはいえ学生の頃※から同じ峠で切磋琢磨し、何の因果か同じ会社に勤めているPP氏がVFR800に乗り換えた、とのニュースが。これは久々に一緒にツーリングに行かなくては、と思い二輪部OBのツーリングに誘うことにしました。
※なんだかんだでもうすぐ15年の付き合いになるみたい

今回のメンバーと目的地

今回一緒に走るメンツは、いつものピヨ彦GSX-R600、1年振りのツーリングかな?大将@RGV250、そして納車おめでとうなPP氏@VFR800です。
ルートはこんな感じ。

往路
伊勢湾岸(東海IC→飛島IC)→木曽川沿い北上→木曽三川公園
木曽三川公園→揖斐川沿い北上→牧田川沿い→県道56号→ローソン上石津牧田店
ローソン上石津牧田店→戦国ロード→伊吹山ドライブウェイ
伊吹山ドライブウェイ→県道53号→池田ふれあい街道→国道303号→道の駅 星のふる里ふじはし
道の駅 ふじはし→国道303号ファミリーマート木之本インター口店→国道303号→県道513号→つづら尾崎展望台

復路
つづら尾崎展望台→県道512号→国道303号国道365号→道の駅 伊吹の里
伊吹の里→往路と同じ

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出発からなんだか不穏な空気

で、とあるガソリンスタンドにてPP氏とピヨ彦と待ち合わせ。7時出発なのですが、インカムの設定がまだ出来ていなかったので少し早めに到着するように向かうと、既にPP氏が待っていました。
納車されたばかりのVFR、ピカピカです。私もCBRを購入するときにほしいな、と思った車両だったので興味津々。このマシンを買っていればオートバイの楽しみ方も少し違っていたのかもしれません(笑)

ガラスコーティングが眩しい

そんな感じでVFRの話をしながらピヨ彦の到着を待っていたのですが、出発予定時刻の7時を越えても来る様子がありません。どうやら道を間違えていたらしく、10分遅れで到着しました。みんなでインカム(SENA)の設定を合わせ、早速出発します。

3台そろいました

すると、出発早々インカム越しにPP氏がABS警告灯が消えない、と。路肩に止まってイグニッションON/OFFを繰り返すとちゃんと消えてくれた様子。東海ICから伊勢湾岸に乗ります。すると、CVTみたいに回転だけ先に上がっちゃって、パワーがあとから来る感じなんだよね、とPP氏。最新のマシンだから電子制御が効いてんのかな?とか、慣らしで回してないから調子悪いじゃね?とか適当なことをほざく私。
そんな感じで不穏な空気を感じつつも大将の待つ木曽三川公園※に向かいます。
※大将はガンマが焼き付くのが怖いので高速を使わない

全員集合

不穏な空気がありつつも、無事に木曽三川公園に到着。到着予定時刻を10分ぐらいオーバーしてしまい、大将には申し訳なかったです。自販機でドリンクを買い、小休憩。各自トイレを済ませ、次の目的地に向かいます。ここからのルートは流れはいいものの、あまり面白いルートではないのですが、インカムのおかげで退屈せずに済みました。

4台そろいました

秋晴れとはいかないもののぼちぼちの天気

そして次の目的地のローソンに到着。駐車場にはキレイなZX-7Rが。実は、このツーリングの目的地が決まったときに、関西に住んでいるあひる先輩に連絡を取りサプライズゲストで参加しませんか?と打診をしていたのです。事情を知らなかった大将とピヨ彦には驚いてもらうことが出来ました。

ZX-7R めっちゃキレイです

霧の伊吹山クラッチレバー

これで全員集まったので、みんなで伊吹山に向かいます。あひる先輩との合流地点から伊吹山ドライブウェイの料金所まではすぐでした。料金所ではスマホでHP見たよ、と言ったら通行料が¥2,200→¥2,000に割引されました。通行料を払って、出発したもののペースの遅い四輪に前を走られて少しイライラ。とは言うものの、観光地なのだから我慢、我慢と言い聞かせ、山の景観を楽しみます。まだ、紅葉には早いものの、周りの山肌や、幾重にも重なる山が気分を高揚させます。伊吹山ドライブウェイには、いくつかの待避所が用意されているのですが、まずは頂上まで行ってみようとのことで、頂上にある駐車場までやってきました。

何も見えない

しかし、霧でこの有様です(笑)確かに、料金所から出発するときに霧が出ているかもしれない、とスタッフさんから伝えられた記憶が。うーーーん、これからどうしようかな、、、と悩んでいると、PP氏のVFRがやっぱりおかしいからちょっと様子をみよう、と二輪部恒例行事であるツーリング先での不具合チュートリアルが始まりました。具体的な症状は次の2つ。①ブレーキを踏んでいないのにテールランプが点滅する ②発進時に回転が上がってあとからパワーが出てくる
①に関しては、リアブレーキのスイッチの調整で無事解決。②に関して、ここまでのツーリングの様子を見ていると、どうもクラッチが繋がっていないのではないか???と思い、試しに発進時の様子を見せてもらいました。すると…クラッチレバーを離しても進んでいかないではないですか。レバーは社外品ですが、ちゃんと適合は確認したとのこと。いや、でも、キチンと組み付けられてないのかも…?ということで、早速分解してみることに。すると、レバーの中のタイコ部の溝にマスターシリンダーの軸がちゃんとハマってなかったことが判明。要するに今まで半クラの状態でずっと乗っていた…?
ちゃんと組み付けてやったら、ちゃんと走るようになりました。
そんな感じでVFRトラブルシューティングをやっていると、到着した直後は霧がかかっていた駐車場も霧が晴れてきました。PP氏のトラブル解決を祝福しているようです。おかげさまで、景色を楽しむことが出来ました。

霧の中 レバーの取付けを直す人

霧が晴れてきた

向こうに見えるのは湖?海?

秋を感じる

一難去ってまた一難

VFRの不具合もスッキリし、伊吹山からの景観を楽しむことが出来ました。お次の目的地は、私のお気に入りのダムカレー「よことくダムカレー」を食べるために道の駅 星のふる里 ふじはしに向かいます。インカムからは、VFRの不具合が直ってテンションブチアゲのPP氏が同じことをずっと話しています。しかし、その傍らで「がおーさん、ガソリン、やばいっす。警告灯が点滅から点灯に変わりました。」と、ピヨ彦がボソっと。そういえば、集合場所に遅れてきたのですぐに出発したけど、あいつガソリン入れてなかったのかーーー!!!、と。しょうがないので、ルート変更して最寄りのスタンドを探します。私、大将、ピヨ彦、PPはインカムで繋がっているのですが、あひる先輩はインカム持ってなかったのでさぞや不思議に思ったことでしょう。ガソリン警告灯が点灯に変わってから、30分近く走りなんとかスタンドを見つけることが出来ました。みんな、ちょっと心配になってガソリン入れてましたね(笑)

ダムカレーと超快走路

ガソリン入れたあとは、田舎の山道をスイスイと進みます。適度にカーブがあるので、まぁ、退屈せず、そこそこのペースで進んだところで目的地の道の駅 星のふる里 ふじはしに到着しました。この日は、イベントをやっていたようでかなりの台数の四輪とオートバイがとまっていました。我々もやむなしで、各自別々のところにオートバイをとめました。しかし、キッチンカーのイベントだったらしく、道の駅の中のレストランは空いておりすぐにお目当てのよことくダムカレーにありつけることが出来ました。
昼食の後は、R303で滋賀県の長浜を目指します。このR303はツーリングマップルでも「超快走路」と紹介されるぐらい気持ちの良い道です。ふじはしを出発した直後は、ダム周辺らしい、細く、曲がりくねったワインディングが続くのですが、その後はRの大きいコーナーが続くワインディングになります。あまりの快走路振りに、GWにYZF-R25で来たときにはパワー不足を感じたぐらいです。鎖骨のリハビリ走行だったのに(笑)

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お馴染み よことくダムカレー

名残惜しいですが…

そして超快走路のR303を走り、長浜に到着。コンビニに入って休憩です。大阪方面から着てくださったあひる先輩とはここで解散になります。翌日からアメリカ出張が入っていたにも関わらず、ツーリングの2日前に参加を決めて下さって本当に嬉しかったです。あひる先輩自身も、一児の父となり、中々バイクに乗る機会が無かったので久々にみんなと一緒にツーリングが出来て良かったみたいです。また、関西方面にツーリングすることがあれば、お声がけさせてもらうので奥さんへのポイント稼ぎを頑張って下さいと言ってお別れしました。

次に一緒に走れるのはいつになるだろうか?

つづら尾崎展望台で二輪部を語る

長浜まで着たら、あとは琵琶湖沿いに北上し、奥琵琶湖パークウェイまでのちょっとしたワインディングを楽しみます。ワインディングを楽しんだ後は、つづら尾崎展望台で期間限定のマロン味のソフトクリームを食べつつ、PP氏に二輪部OB 東海支部の今日着ていなかったメンバーの紹介をしていました。特に学生時代 最後の瞬発力※が凄かった菌さんの話ばかりしていました。PP氏もウケていたようで、是非とも対面させてみたいと思います。
※トラブルの数的な意味で

つづら尾崎展望台からのお馴染みの景色

帰りは結構キツい…

つづら尾崎展望台から名古屋に向けて、出発したのが16時前ぐらいだったかな?この時期なので山の近くを走っていると、すぐに陽が落ちていきます。厳しかったのが、養老を抜けて、揖斐川沿いを走っているときです。川沿いなので、街灯の類は一切無く、頼れるものは自車のヘッドライトのみ。しかし、みんなミラーシールドや、スモークシールドを装着しているのでマジで見えません。シールド開けると目が乾燥するし、虫がぶつかってきます。大人しく、速度を落として走行し、長島ICから高速に乗って流れ解散となりました。(帰りはみんな疲労困憊になってて、帰るだけだったので特に書くネタがない…。)

久々の二輪部ツーでした

というわけで今回は久々の二輪部ツーでした。最近、二輪部OBも子供が生まれたり、家庭を持ったりして、顔出すことが難しくなった人もいます。そんな中でのPP氏と、あひる先輩、中々いい刺激になったのではないでしょうか?次は、二輪部 同期ツーリングもいいなぁ、なんて。毎年必ず泊まりでツーリングしてましたが、コロナ禍になってからずーーーっといってないですね。

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