2025.6.14
この日はミチルさんと、ピヨ彦と極楽峠ツーリングに行く予定だったのですが、生憎の雨。実はこのツーリングがあったので、ストファイのフロントフォークのオイル漏れを応急処置で対応していたのですが、予定が白紙になったのでシール交換をすることにしました。
苦手意識
ちょうど1年前、矢作ダムで転倒してしまってステムが曲がってしまったので結構苦労してステムを交換しました。ステムからフロントフォークが中々外れなくて苦労した覚えがあります。なので、フロントタイヤを外したり、フロントフォークを外したり、とストファイのフロントまわりの整備には苦手意識がありました。
ですが、フロントタイヤはそこまで苦労することなく外れたし、フロントフォークもそこまで苦労することなく外せそう…だったのですが、トップキャップ緩めておかないと…と思って、マジマジとトップキャップを見ると、あれ???この大きさのメガネレンチあるのか???というぐらいデカい。手持ちのソケットを当ててみると、どうやら32mmのようですが、手持ちのソケットだとソケットの深さが足りなくて減衰調整のダイヤルと干渉します。悩んでも仕方がないので先にフロントフォークを外して、32mmのディープソケットをアストロに買いに行きました。
自作スプリングコンプレッサー
アストロで購入。車両からフロントフォークは外しちゃっているので、エアーインパクトでトップキャップを緩めました。
で、このトップキャップを取り外すために、白いカラー部にテンションをかける必要があり、ここが倒立フォーク分解の鬼門となっているらしいです。私が収集した情報では、簡単なスプリングコンプレッサーを自作し、それを使っている人が多かったです。なので、私も現物合わせで自作スプリングコンプレッサーを作製。
2×4材にL字ステーをつけて、パンタジャッキでテンションをかける仕様です。2×4材とパンタジャッキは整備用に元々持っていたものを使ったので買い足したのはL字ステーぐらい。テンションが逃げないようにするためにベルトをつけています。(安全措置?)
そんなに苦労することなく、あっさり取れました。あとは、ダストシールをズラして、ピックツールでクリップを取って、フロントフォークのアウターからインナーを引っこ抜けば…
このあと、アストロで買ってきた8mmのヘックスでボトムボルトを緩めて、ダンパーロッドを分解しようとしたのですが、元々8mmのヘックスはあったようなので元々あった8mmのヘックスをインパクトに装着して緩めました。(おそらくインパクトなければ共回り防止策を準備しないといけないはず…。
作業完了と思いきや…
さて、これで分解も出来て、一晩オイルが抜けるまで待ってから組み込みだ、なんて考えていたわけですが...インナーパイプを引き抜くときに片方だけ引っ掛かるような感触があったことを思い出しました。ざっくり計測ではあるものの、フロントフォークのインナーパイプに若干の曲がりがありました。数値的には1.5mmちょい。
ステム変えた後、手放しで真っ直ぐ走るのでフォークの曲がりは無いと思っていたのですが、今回オイルが漏れたのもこれが原因のような気がします。というわけで、ヤフオクでめちゃめちゃ程度の良さそうなフロントフォークを落札しました、とさ。てか、そもそもそれならフロントフォーク入れ替えるだけで良かったんじゃないか…。