あいつ、またベアリング交換してやがる
というわけでストファイのフロントホイールのベアリング交換の話。
本ブログでは、度々ベアリングの交換を記事にしていますが、ベアリングってのは皆さんが思っているより短命です。しかも、壊れるとオートバイに結構致命的なダメージを与える部品だったりするので、他の部品より寿命には気を使っています。ベアリングについては、東京のタイヤ屋さんである「モトフリークさん」のブログを読んで勉強しました。仕事の方でもちょこちょこと…。
で、ホイールベアリングの寿命は大体2~3万キロ。うちのストファイは2.8万キロ手前ということで今回交換に踏み切りました。
ベアリング取り外し


年末年始の連休を利用して作業に取り掛かりました。取り外しは12/28。朝のスキマ時間?にちゃっちゃと作業しちゃいます。さて、昔は工具代を浮かすためにアンカーボルトでホイールベアリングを取り外していたこともありましたが、今回はAmazonプライムセールで仕入れておいたコレを使います。



スライディングハンマーで取り外そうとしたのですが、外は冷え冷えでホイールも冷えているためかスライディングハンマーでは無理がありそう。わざわざヒートガンを持ち出すのも面倒なのでプーラーをセットします。

一応外したベアリングを分解してチェックします。


外したベアリングのシール外して内部を確認してみると、部分的にはグリスが少ないところもありましたが基本的には大丈夫そう。しかし、そろそろ終わりが見えてきているという状態だったのでやはり交換に踏み切って正解でした。この日はここまでの作業で終了。外したベアリングの刻印を調べて注文。この後は、子供を公演につれて行きました(笑)
ベアリング取付
ストファイはフロントホイールを外されたまま、年を越えました。その間、私は鈴鹿にある実家の方へ…。新年があけて実家から帰ってきて、1/3に取付作業を行いました。



6005がベアリングの種類と寸法で、LLUがシール記号で両側接触ゴムシール形ということを示しています。C3がすき間量で、5Kがグリス記号のようです。オートバイのホイールベアリングの場合、すき間量はC3、グリス記号は5Kが定番のようです。拘る人はNTNのサイトみてもらうと選択の幅が広がりますが、すき間量とグリスはC3、5Kで問題無いかと…。ただ、しゃぼん玉のブログで8耐マシンには内部すき間量の多いベアリングを使用していたなんて記事もみかけましたw
過去、ベアリング圧入前にシールを取って中のグリスを一杯にしてから圧入したりもしていましたが、最近グリスを入れ替えると逆効果になっているという動画を見たのでやめておきました。
https://www.ntn.co.jp/japan/products/catalog/pdf/2203_a05.pdf


ベアリングの打ち込みは左側から挿入していきます。まずは、左側のベアリングがホイールの奥に当たるまで打ち込み、その後ディスタンスカラーを入れて、右側のベアリングを打ち込みます。このときの右側のベアリングの打ち込み量はベアリングに挟まれているディスタンスカラーが軽く動くぐらいまでとします。。
しかし、カラーの微妙な感覚だけではイマイチ自信が持てないので、ベアリング取り外しに測っておいた6mmを目安に打ち込みました。
実は打ち込みに関しても、圧入前にベアリングを一晩冷凍庫に入れておくと熱収縮の関係で苦労せずに入る、という小技があるのですが、冷凍庫に入れておくと温度変化で結露してしまい錆びやすくなる、ということや、ベアリング交換後すぐに試乗したいのに冷凍庫に入れておいたことでグリスが凝固しており無理に動かすことによってグリスにダメージを与えたり…ということがないかな?と思って今回から冷凍庫で冷やすのはやめることにしました。



久しぶりに足回りのメンテナンスをやったおかげで心無しかバイクのフィーリングもいいような?調子に乗って、近所までちょい乗り。


今回もトラブル無く、無事終了。もう数もこなしたし、ツールもあるので慣れた作業となりました。とはいえ、ベアリングの打ち込み量って実は結構シビアだったりします。アクスルシャフトのナットを締めて、軸力が発生したときに最もベアリングが滑らかに回るように…その目安がディスタンスカラーを触るとちょっと動くぐらいらしいです。最近、前職の友人が某ベアリングメーカーに転職したみたいので今度聞いてみようかな?(笑)
さぁ、次はタイベル交換かな?といってもお店に投げますが…。
