我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

子供とタンデムツーリングをやってみたら少したくましくなっていた

息子「バイク乗りたい」

5歳(年中)の息子は、私がオートバイのメンテナンスをしているときに近づいてきて、オートバイによじのぼって遊ぶのが好きです。ただ、エンジンをかけると怖がってしまうので息子とタンデムすることはないと思っていました。3歳ぐらいのときに、タンクの上に乗せて数100メートルぐらい走ったことがありますが(私有地)その時もあまりお気に召さなかった様子でした。
このブログでも度々記事にしていますが、我が家は家内もオートバイに乗るので、一般的な家庭?よりもオートバイに対する比重が高いです。必然的に息子もオートバイに接する機会が多いため警戒心が薄れてきたのか、この度バイク乗ってみたいと主張したので乗せてみることにしました。

乗せて大丈夫???(補足情報)

昔、子供とタンデムすることを考え調べたことがあります。法律では何歳からタンデムしてOKという明確な記載はないです。なので、極端なことを言ってしまえば生まれてすぐの赤ちゃんを乗せてもNGというわけではないです。しかし、安全面について考えると、後述する装備等は小学校1年生ぐらいの身長を考慮して設計されています。ということは、タンデムするにしても製品が想定している小学校1年生ぐらいの身長が無いと機能性が担保されないということになります。なので当時はタンデムするにしても小学生になってからかなー、なんて考えていました。が、息子は既にそれぐらいの大きさだったりしたのです。

装備の準備

とはいえ、じゃあ今から乗ってみましょう。とはいきません。まずは装備を揃える必要があります。タンデムするにしても、ちゃんと捕まっていなさいよ、と言っても子供なので途中で寝ちゃうかもしれないし、他のものに興味がいってしまったら手を話す可能性もあります。そこで必要になるのがタンデムベルト。一般的なドライバーとタンデマーをベルトで繋ぐタイプのものを用意しました。

あと、必要になるものはヘルメット。こちらに関しては、本来はSHOEIかAraiしか無いと考えていましたが、タンデムし始めてやっぱり違う、もう乗らない、ってなる可能性もあるので、試しに安価な5000円程度のものを購入。

item.rakuten.co.jpあとはインカム。今回は家内が使用しているSENA SMH10を使用すればいいや、と考えていたのですが、中古で購入したためジェットヘルメットに対応するマイクがありませんでした。なので、私の使用しているSENA 50Kを息子のヘルメットにつけて、家内のSMH10を私のヘルメットにつけました。

準備万端。さあ出発

我が家にあるオートバイはDUCATI ストリートファイター1098、HONDA CBR600RR、YZF-R25(嫁号)、YAMAHA BJの4台(排気量順)。原付は置いといて(そもそも自賠責切れてる)この中でタンデムしやすそうな車種はYZF-R25です。息子自身もママのバイクが一番好きとか言うのでちょうど良いです。タンデムはR25で往復40kmぐらいを想定。最悪、息子が嫌になったらすぐに引き返せるようなルートにしました。

もうノリノリでニヤニヤがとまらない息子

乗車の手順としては、タンデムベルトを子供につけて、ヘルメットをかぶせます。
しっかりと親があご紐をつけて、インカムのスイッチをON。抱っこしてタンデムシートに子供のせます。次は親がヘルメットをつけて、インカムのペアリングを設定。シートにまたがってタンデムベルトのハーネスをつけて、グローブをつけて準備完了です。
息子は、タンデムシートにまたがったときからワクワクがとまらないらしく、終始笑顔です。インカムでもめっちゃ話しかけてきます。私としては、すぐテンション下がって帰ると言うんだろうなぁ…と思いつつ発進します。

テンション高いまま…

予想と反して、息子のテンションは高いまま。近所を5kmほど走ったところで平気そうなので平均車速が80km/h程度のR23バイパスに乗ってみることに。いつもの速度と比べるとちょっと遅いですが、それなりの車速が出ています。それでも全くビビる様子がありません。ただ、走り出して30分ぐらいしたので途中の道の駅で休憩を取ります。
休憩後は20分ほど走り、しずる幸田店で昼食を取り、その後は西尾のいきものふれあいの里で30分ほど食後のお散歩。息子的には遊具で遊びたかったみたいですが、ちょっとした冒険気分で満足したようです。散歩後は幸田の道の駅に寄ると、お山のお友達がいたので少しダベって帰りました。

nishiokanko.com

小川が流れていたりして癒やされます

オートバイが大好きになったようです

そんなわけで当初の予想を裏切り、60kmほどのツーリングとなりました。息子は、降りた直後には、次は温泉に行ってみたいねー、と言うぐらいタンデムが気に入った様子でした。いつの間にかたくましくなっていたみたいです。
私の方は、帰りの途中で息子で寝てしまったので一瞬焦りましたが、まあタンデムベルトをしていたので大丈夫でした。とはいえ、普段より気を使って運転するのでちょっと疲れました。必然的に休憩も多くなるので事前のプランニングは重要だと感じました。
ちなみにこのあと、ストリートファイターにも乗せろと言われ近所を少し回った結果、ストリートファイターが一番好きなオートバイになったようです(笑)

サスペンションの交換が意外と厄介だった

1098Sのオーリンズサスを入れてみよう

そんなわけで今回は、前回の予告通りリアサスをオーリンズに変更したことについてです。中古で買ったストリートファイターですが、納車時からリアサスのヘタレ具合が気になっていました。バンプラバーが硬化して、中身がポロポロと落ちてくるぐらいです。なので、毎度お馴染みババナショックスにオーバーホールに出すか、それとも中古でリプレイスサスを買おうかと思いネットで情報収集していました。
そんな中、1098Sのリアサスがポン付け出来るという噂を耳にし、選択肢に1098Sの純正オーリンズも入れていたところ、この前落札することが出来ました。(ストリートファイターSの純正オーリンズも狙っていたけど、マイナー車なのでパーツが出ない…)

babanashox.co.jp

タイヤ交換の後に…

そんなわけでタイヤ交換を午前中に済ませてしまい、午後からはリアサスの交換をすることになりました。リアサスの交換作業自体は、CBRで経験があるのでそこまで苦労はしない…はず。

gaoh.hateblo.jpサイドスタンドでオートバイを立てた後、①リンクロッドとスイングアームの締結部、②ロッカーアームとフレームの締結部、③リアショックとスイングアーム締結部のこの3点を緩めます(完全には外さない)。その後に、オイルパン下部に自動車用のジャッキを噛ませてジャッキアップ。車体とリアショックの位置関係がいいところに来ていると、ボルトを緩めればすっと外せます。

①リンクロッドとスイングアームの締結部

③リアショックとスイングアーム締結部

ちなみに、③だけはロングタイプのヘキサゴンが必要になるので工具は予め用意しておいたほうがいいです。私は途中でアストロプロダクツに走りました。

車体から外れました

で、リアショックが車体から外れたら、ロッカアームからリアショックを外します。このときに、ついでにリンクロッドも取り外してピロボールの清掃とグリスアップを念入りにやります。ちなみに、ピロボールの動きめっちゃ渋くなっていたので絶対やるべきです。その後はオーリンズのショックをロッカーアームに組み付けて、車体に戻します。

1098S 純正オーリンズ / ストリートファイター 純正SHOWA

足回りのトルク締結時って、自動車だと1G締め(タイヤが地面に接地している状態でボルトを締める)が基本だけど、二輪車ってどうなんだろうか…?そもそも、スタンドが無いと自立出来ない時点で物理的に1G締めは不可能だよな…とか思いつつもやらないよりはマシだろうと思って、本締めはジャッキアップを元に戻したあとに行いました。

なんとか日暮れまでには完成

完成…かと思いきや!?

あれれ???

実はフレームとオーリンズのダイヤル部が干渉しています。確かにネットでは、1098Sの純正オーリンズサスをストリートファイターに入れている人はいませんでした。しかし、1098とストリートファイターの違いはスイングアームの長さだけだったはず。これぐらいでリアショックのディメンションを大幅に変えるとは考え難い…。これはどこかで組み付けを間違えているはず。特に、スイングアームとロッカアームと繋いでいるリンクロッド。これこんなに曲がってたっけ…?と不安になるぐらい角度がついています。とはいえ、この日は時間が足らずにタイムアップ。翌日に作業を回すことにしました。

ロッカーアームの組付けだった

で、翌日、昼食をとったあと、再びストファイをバラします。組付け間違いがあるとしたらロッカーアームだろう?とタカをくくっていたので、さっさとASSYにして、リアサスASSYとにらめっこ。ストファイに乗ってる方の作業の様子等をネットで探しまくって、比較してみる…うーん?ロッカーアームのリアショック接続部にリンクロッドを接続し、リアショック接続部にリンクロッドを接続していました。ということでやはりショック周りの組付けミスでした。
その後は、フレームと干渉していないことを確かめ、ダイヤルがきちんと回ることも確認しました。もう夕方だったので少ししか試乗は出来ませんでしたが、サスがよく仕事してくれるようになったなぁ、という感想です。でも、固着したリンクロッドのメンテナンスもかなり効いているような気がします(笑)