我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

Amazonで見かけた激安ビードブレイカーを使ってタイヤ交換をした話

タイヤ交換しなきゃ

とある事情にて急遽タイヤ交換をすることになりました。ちなみに私のタイヤ交換の経験としては、学生時代にミニバイクにハマってた時期に12インチのタイヤ交換を何度か。同じく、学生時代にNSRやガンマのタイヤ交換を何度か。(要するに17インチの150サイズ)。工具は大学の二輪部の工具を使っていました。

ビードブレイカーどうするか

大学時代は二輪部の共用工具としてビードブレイカーがあったのですが、もう卒業してしまっているのでもちろん使えません。中にはビードブレイカーを使わずに、タイヤレバーだけでビードを落とす技もありますが、結局ホイールをズタズタにしてしまうので避けたいところです。というわけで、素直にビードブレイカーを買うことにしました。

なんじゃこの安さ

www.amazon.co.jp

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激安ビードブレイカ

そんなわけでAmazonビードブレイカーを物色しているとなんと3000円ちょっとでビードブレイカーを発見。私が学生時代に使っていたビードブレイカーはJ-TRIP製で確か1万円近くした覚えがあります。

まあ、モノは試しで、ということでコレを購入。タイヤサイズは150まで対応とのことでしたが、タイヤサイズが180のハズである、ホーネットのタイヤ交換に使えたとのコメントがあったのであまり気にせず買っちゃいました。

それっぽい感じはある

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そんなわけで組み立て前と組み立て直後。なんとなくそれっっぽい感じはあります。ただ、組み立ててみると寸法の精度が悪いらしく、土台とハンドルがまっすぐになりませんでした。まあ、その辺はご愛敬で(笑) 寸法はズレてましたが、ビードは問題無く落ちました。でも、その後タイヤ交換でかなり苦労したのはまた別の機会にでも話しますかね、、、。

注意点

上記に記載した通り、このビードブレイカーの対応しているタイヤサイズとしては150までになります。ただ、ハンドルを持ち上げて、タイヤを斜めに挿入すると150以上のサイズでもなんなく、ビードブレイカーの土台に置くことが出来ます。そこまでいけば軽い力でポコッとビードが落ちてくれるはずです。いやー、安い。こんなに安くていいのか、マジで。

NSR歴が長かった私がZX-25Rに試乗してみた

期待の250cc

 というわけで、昨今のバイク業界にて話題を独占中のZX-25R。久々の4気筒に加え、100万円を切る、バーゲンプライス。90年代の250レプリカに乗ったことある人間からすると、興味を持たない理由がありません。もちろん近所のお山でもこのマシンの話題で盛り上がってまして、丸山浩のインプレ動画なんかも話題に上がりました。

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明日納車されるから乗ってみてもいいよ

というわけで、常連さんからこんな魅力的なお誘いを受けました。この方は前々から予約していたらしく、某プラザ店の納車第一号なのだとか。というわけで、奥さんにお願いして日曜日も近所のお山に上がりました。(基本バイクに乗るのは土曜日だけ)

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え、なにこれ?250cc??

安定感が凄いです。慣しの途中なんで8000回転オーバーは回していないですが、エンジンも下からトルクあるし、走っていてもかなり回る感じがあります。パワーは400ccぐらいのフィーリングです。とにかくエンジンに関しては言うこと無しでした。まあ、8000回転までしか回していないですが。

次に、足回りに関してです。まずはブレーキ。こちらについてはラジアルマウントということもあって、かなりの制動力がありました。ただ、フィーリングについては制動力の立ち上がり方がリニアではなく、急に立ち上がってしまう感じがあったのでこの辺に関してはあまり初心者向けではないのかな、とも思いました。ただ、リニアな立ち上がりにしちゃうとブレーキ効いてる感が少ないのだろうなぁ、とも。

そして、サスペンション。フロントフォークを見ると結構立派な倒立フォークが付いているのですが、調整機構が無いのが残念です。フロントフォークはまだいいのですが、リアサスについては、少し心許ない気がしました。とはいえ、まだ慣しの段階なのでサスもまだ快適に動くレベルにはなっていないはずです。

あとはポジションですね。ポジションはかなり自由なポジションが取れます。基本は、昨今の250ccのフルカウルマシンと遜色ないポジションです。欲を言えばハンドルを下げたいところですが、アッパーカウルが邪魔になって難しそうな形状をしていました。多分、ハンドルをちょっと下げるとめちゃめちゃスポーツ走行しやすくなると思います。ちなみにタイヤはダンロップのGPR-300。NSRのときに初めて履いたタイヤがGPR-200でした。アレは結構グリップした覚えがあります。

で、NSRと較べてみると?

NSRなんかと較べるな、と言われそうですが較べてみます。まずはパワーですが、これに関しては2stと4stなんで較べるだけ無駄かな、と思います。というわけでパス。軽さについても2stが圧倒的に有利なので、、、。

では、どんな点が勝っているかというと、冒頭にも述べましたが車体の安定性は断然こちらです。そういう意味では扱いやすさも断然コチラです。きっと、ハンドルの高さもそういうところに起因しているんだと思います。でも、ちゃんと走れば結構速い。まさに令和のマシンですね。恐らく、そのうちサードパーティー製のパーツが色々発売されます。そういうパーツを組み込めばNSRと闘えるマシンになるんじゃないでしょうか。ちょっとの試乗でしたが、その潜在ポテンシャルは感じたような気がします。