我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

YZF-R25のタイヤをピレリ ロッソ3にしたら結構クセが強かった

ガソリン代とタイヤ代だけはケチるな。

GW中はYZF-R25で走り回っていました。R25は妻(入門者)のメイン機兼私の2号機として購入したため、特にタイヤを交換することも無く半年以上乗っていました。ですが、このGW中にツーリングしまくっていたところ、真ん中が減りすぎて全然気持ち良くバンク出来ない。ということと、熱を入れてもゴムが全然柔らかくならないのでタイヤを信頼出来ないということが露呈してしまいました。学生時代の二輪部のエラい先輩も「ガス代とタイヤ代だけはケチるな。」と言っていました。このような背景でタイヤ交換をすることになりました。

やっぱりツーリングラジアル

タイヤ交換するにあたり、一番最初に考えることがラジアルタイヤか、バイアスタイヤです。学生の頃なら、お金があまり無いのでバイアスタイヤが候補に上がっていたのですが、今回は大人の余裕でラジアルタイヤを選択。
そして次はタイヤの方向性を決めます。ハイグリップ・スポーツツーリング・ツーリングと、こんなところでしょうか。このクラスのタイヤの代表と言えば、ハイグリップがダンロップのα-14、ブリジストンのRS10。スポーツツーリングといえば、ブリジストンのS22、ピレリのロッソ3。で、ツーリングというと、ダンロップのGPR-300、ブリジストンTS100、ピレリのエンジェルGTかなー?というようなイメージです。
私が250ccに乗っていた頃ですと、ブリジストンBT-090、ダンロップGPR-200、α-12等をはかせていました。基本はブリジストンの090で、気分転換に他のタイヤを入れていたりしていました。一度、ツーリング志向のGPR-200を入れたことがあったのですが、これがわりとグリップ力があって、私の周りでは評判が良かったですね。
そんなわけで今までは扱いづらいハイグリップタイヤばかりをはいていたのですが、入門者の妻も乗るバイクなので温度依存の少ない、扱いやすいスポーツツーリングに決定。そこから選択肢をブリジストンS22、ピレリのロッソ3に絞ったのですが、ロッソ3がセール対象になっていたのでロッソ3に決定しました。

早速走る

ホイールだけ外して持っていきました

丁度、翌日にツーリングの予定だったので、前日の夕方にホイールだけ外してナップスに持ち込みました。

gaoh.hateblo.jp

で、ツーリングで使った感想ですが、、、めっちゃハンドリングにクセがあります。特にフロントとリアのハンドリングが全く異なるので、どうやって走らせたらいいのかが分からなくなりました(笑)
具体的には、リアは結構気持ち良く、スパスパとバンクします。それに反してフロントはレスポンスが悪く、かなり安定志向のように感じます。しかし、この安定志向のおかげか低速域のタイトコーナーではハンドルがインに切れ込むことも無く、安心して走ることが出来ました。逆に高速コーナーではフロントに荷重かけてもレスポンスが悪いのであまり旋回力を感じられず、そこまで気持ち良く走ることが出来ませんでした。とはいいつつも、グリップ力はそこそこ高いようなので、ツナギでヒザをするような走りであればライダーのテクニックでクイックな向き変えが可能だと思います。
ちなみにこのタイヤ、グリップ力の割には結構耐久性があるみたいで1万キロぐらいは持つらしいです。物理特性が破綻しているのではないだろうか?(笑)

ここにくるまでタイトコーナーの連続