我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

北海道ツーリングPart2 道東の雄大な自然を満喫する

あまり天気が良くなさそう…

gaoh.hateblo.jp

そんなわけで前回の続きで、北海道ツーリングのお話です。
私が北海道ツーリングで実際に走る予定としていたのは10/4~10/7までの4日間です。4日は霧多布岬でキャンプ泊、5日はクッチャロ湖でキャンプ泊、6日は留萌でホテル泊の予定としていたのですが、5日以降の天気が荒れそうとのことで、少しでも早く北へ行ってしまおうと考えました。なので4日は、高速を使って一気に苫小牧から釧路まで移動。釧路の自然を満喫しながら移動し、開陽台で素晴らしい景色を眺めながらソフトクリームを食べて、開陽台周辺のキャンプ場で一泊しようと前日の晩に考えました。

ライダーの朝は早い[10/4(水)]

この日は結構走ることになると思い、朝6:30に宿をチェックアウト。朝食は前日に買っておいたセコマのホットシェフです。
ガソリンスタンドで給油して高速に乗ったのですが、結構寒い。それもそのはず、道路の気温計の表示は10℃になっています。それに対し、私の服装はヒートテックのインナーに半袖Tシャツ、秋冬ジャケットのダウンを取っ払って着用しています。PAに入ったタイミングでワークマンで購入した裏起毛のインナーを取り出して着用しました。これでだいぶ暖かくなりました。

結構寒いのでとん汁が身にしみる

ワークマン さまさま

10年振りの味

そして釧路には11時過ぎに到着。早速、本日のお目当ての南蛮酊へと向かいます。南蛮酊は、私が初めて北海道ツーリングに行ったときに、北海道出身の後輩(まーくん)に教えてもらったお店です。当時はテイクアウトして、どこかのキャンプ場で酒をかっくらいながら食べて、非常に美味しかった覚えがあります。確かザンタレの元祖だそうです。
実は2017年の新婚旅行でも立ち寄ったのですが、そのときは休業日でやっていませんでした。なので、10年振りの南蛮酊となります。

これでもハーフサイズという恐ろしさ

ハーフサイズでも心が折れそうになりましたが、なんとか勢いで胃の中におさめてしまいます。味は、もちろんすごく美味しかったです。

道東の雄大な自然を味わう

その後は、道東で一番好きなスポットの開陽台に向かいます。開陽台は「地球が丸く見える」というキャッチコピーがあるぐらい見晴らしの良い場所です。ライダーの聖地とも呼ばれています。南蛮酊から開陽台に向かうまでの道も、道東の大自然を満喫出来る道です。
開陽台ではお馴染みのはちみつソフトクリームを1Fの売店で購入し、上の展望台で景色を満喫。オジさんが一人で自撮りなんかもしてました(笑)さて、この辺で時刻は3時前。そろそろ、本日の寝床を探さないといけません。この日は元々キャンプ泊を予定していたので開陽台から50km前後ぐらいでいけるキャンプ場を探します。そうすると、星空がキレイなキャンプ場が見つかったのでそこに行くことにしました。

釧路湿原

ちょっと道から外れたところで一枚

開陽台から見た風景

こんなスポット知らなかった…が、大丈夫か?

開陽台から1時間ぐらい走り、多和平キャンプ場というところにきました。多和平も開陽台のような360°のパノラマビューが素晴らしく、また、テントサイトのすぐ横に牧場があります。そのため「水平線がみえる牧場」というのが多和平のキャッチコピーになっているようです。オフシーズンに近い時期、かつ平日ということで、お客さんは私だけのようでした。すぐにテントを設営し、温泉と夕食のために弟子屈町に向かいます。

キャンプ場に一人とか贅沢wwwとか考えていた時期が私にもありました

弟子屈町に行く前の夕陽@多和平

ビオラの湯という日帰り温泉で汗を流した後は、セコマで翌日の朝食を調達します。このセコマで隣にとめたハイエースから降りてきたオニイサンがライダーだったようで、「エグいタイヤの使い方してるね…」と、声をかけてくれました。オニイサンもKawasaki ZX-14Rにロッソコルサを履かせてワインディングを楽しんでいるらしいので、ロッソコルサとスーパーコルサの違いを説明した上でスーパーコルサをおすすめしておきました。他にも、フォームの話とか、色々と盛り上がりました。で、最後に「え??キャンプするの???気をつけてね。この辺、この前クマが出たばかりだから…」と。その後、夕食に弟子屈ラーメンを食べキャンプ場に戻ってきたのですが、このだだっ広いキャンプ場の中に私一人。しかも、先程のオニイサンのクマ情報。少し怖くなってきました。まー、どうせ誰もいないからいいだろう、と思い、Amazon Musicをタレ流しにしながら晩酌を開始。そうするとテンションが上がってきて、この状況を楽しむ余裕も出てきました。
この日はあまり雲も出ていなかったので、星空がすごくキレイで、思わず「めっちゃすげぇ…」と口から自然と言葉が漏れてくるぐらいでした。スマートフォンのカメラで何枚か頑張って撮影して後、横になりました。ちなみにこの日の総走行距離は517kmでした。

弟子屈ラーメン

醤油ラーメン。そこまでこってりしてなくて食べやすかったです

多和平の星空

朝陽も凄かった

横にはなったものの、酔いが覚めてくるとクマのことが頭によぎります。また、この日は少し風が強かったため、結構物音がしてそれが不気味でした。そんな状態なので、2時間毎ぐらいに目が覚めてはまた寝る、というの繰り返していると、早朝にクルマの音がした後、牛の鳴き声がするようになりました。私もそれに合わせて起きて、すぐそばにある展望台に朝陽を見に行きました。この日は、この後雨が降ってくるということで、雲は多かったものの、雲の隙間に太陽が顔を出し、とても幻想的な光景を見ることができました。その後は1時間ぐらいで霧が出てきたので、さっさと撤収し稚内に向かいます。

多和平の朝陽

テントの撤収したらこの天候

この日は消化試合[10/5(木)]

海側に出て、ずーーーーっと雨に降られながら走っていたので特に書くことがありません(笑)定番のエサヌカ線にも、宗谷岬にもよらず、稚内のビジネスホテルにチェックイン。まあ、北海道ツーリングだと日程の半分ぐらいは雨に降られるとも聞きますし、、、と自分に言い聞かせました。(実際、過去の北海道ツーリングも日程の半分程は雨)この日は稚内の居酒屋で飲んで、以上終わり、でした。総走行距離は400km。

一番最初に立ち寄った硫黄山はまだ降られていませんでした

もうずっとこの調子

宗谷岬の近くで食べた定食は美味しかった

稚内グランドホテルに宿泊