暴風域のオロロンラインを南下[10/6(金)]
この日は留萌に宿を取っていたので、目的地は留萌から変更出来ません。そして、出発地の稚内は暴風警報が出ています。まあ、普通なら稚内に留まる選択をすべきなのですが、10年前に初めて北海道ツーリングに来たときも稚内から小樽に向かうときは暴風警報が出てたことがあったし、南下していくにつれて風速が段々と弱くなっていくことが分かっていたのでさっさと稚内を出発しました。
とはいえ、途中の道は大荒れ。巡航速度をいつもの5~7割ほどに落として走行します。そして、こんな天気ですがしっかりと観光をします。
もちろん天気が悪いこともありますが、前日の豪雨の中を走行してきたせいでスマホのレンズに水分が入ったらしくレンズが結露するようになってしまいました…。
西のエサヌカ線
稚内から留萌までは200km前後なので、割とのんびり観光しながらの走行です。写真を撮影しながら走行していると段々と雨に降られなくなってきました。ちょうどその頃、西のエサヌカ線と揶揄される「開拓農道町道浜更岸線」に到着しました。この道はずーーーっとまっすぐが続く道で、エサヌカ線によく似た雰囲気ですが、エサヌカよりも規模感は少し落ちます。
前日、豪雨でエサヌカに立ち寄ることを断念したので、ここはありがたいスポットでした。
道の駅 おびら鰊番屋で昼食
さて、ここらでそろそろお昼ご飯の時間です。そういえば、北海道に着てから全く海鮮丼を食べていないことを思い出し、お昼は海鮮丼にすることにしました。Google Mapで調べたところに行ったのですが、かなり混んでいる模様。近くにあった道の駅 おびら鰊番屋で昼食を食べることにしました。
まあ、普通の海鮮丼(¥2800)です。ただ、このレベルなら本州でも十分食べられるかなー?ウニが入っている分、割高感があるのかもしれません。
とはいえ、海鮮系は大好きでツーリングや行きつけの鮮魚店でいい素材のものを教えてもらっているので、私の舌が大分肥えているというのはあると思います。この地域では、ニシン漁が盛んで、この道の駅でもニシンの料理を売りにしているのでそっちの料理にしておけば良かったかもしれません。やはり、その地域が一番ウリにしているものを食すのが一番ですね。
初めての留萌観光
北海道ツーリング×4回している私ですが、実は留萌には初めて立ち寄ります。稚内から南下してくるときは、途中で内陸の方に入っていってしまうので海側の留萌には通らないのです。とりあえず、留萌の展望台に行ってみます。
コーヒーでも飲もうかと思ったんですが、カフェも自販機もない…。特にやることもないので、次の目的地 海のふるさと館に向かいます。
この海のふるさと館は、縄文時代から現代に至るまでの留萌の歴史が学べる施設です。正直なところ、寂れていてあまり活気はありません。が、日本史が好きな私としては、ものすごく楽しめる施設でした。特に明治以前の北海道の話ってのはあまり聞いたことがなかったのですが、その辺りの話が展示とともに丁寧に解説されていたので興味深く施設を周ることが出来ました。その後は近くにあった喫茶店でコーヒーをいただきました。
食事が◎の温泉宿
この日もホテルに宿泊しました。こじんまりしたホテルで、かなり老朽化が目立つ施設でした。温泉もあるにはありますが、民宿宿なんかに毛が生えたような状況。夕食付きのプランだったので、これは夕食も期待出来ないか…?と思っていたのですが、予想が大外れ。稚内で食べたものより美味しかったです。特にエビの濃厚なダシが効いたお鍋が美味しくて、残ったダシにライスを投入して雑炊にして食べました。大満足です。