我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

BMW X3('18) が納車されたので早速300kmほど走ってきた

買い替えに至った理由

新車で購入したアウトランダーPHEVですが、購入してから5年が経ち税制優遇区間が終了しました。(5年間免税になるってやつ) そんなわけで買い替えをずーーーっと検討していました。アウトランダーPHEVは駆動用バッテリーを積んでおり、なおかつ私の会社の駐車場には充電器があるので通勤だけを考えると、バッテリーの分だけで通勤することが可能です。しかし、3年目ぐらいからバッテリーの分だけで往復することが出来なくなってしまいました。EVについてまわる問題であるバッテリーの劣化です。さらに高速道路に乗ったり、長距離を走っていると、バッテリー残量がすぐに無くなってしまい、普通のハイブリッド車になってしまいます。(エンジンは発電メインで、タイヤを回すことにはあまり使われないですが) そうなってくるとおもーい駆動用バッテリーが枷になり、燃費は14~16km/lぐらいになってしまいます。この辺がPHEVのデメリットだなー、と常々感じておりました。もちろん、平日使う分ならほぼバッテリーの分で賄えるというメリットはあります。(バッテリー劣化で感じにくいけど)

デメリットばかり書いてるけど、モーター+S-AWCはまさに次世代の走り

やっぱりBMWじゃね???

ちなみに我が家はファミリーキャンプをするのでSUVというジャンルと、荷室の容量がアウトランダーと同等以上という条件は外すことが出来ません。そんな中で絞り込んでいった時に残った候補がメルセデス GLCBMWの 3、Audi Q5でした。今回は家内がメインで扱う車両になるので家内の意見を聞いてみると、デザインはメルセデスの方が好き。とのこと、ただ色々調べていくとスペック的にはBMWの方がいい感じなので私の独断と偏見でBMWを選びました。ちなみにパワートレインは2L直4ツインパワーディーゼルターボ。最大トルクは400N。強そうなスペックです。もちろん、グレードはMスポーツ

ダムカレーを食べに行きます

5月1日(月)
GW中、家内が仕事で私と子供だけの日があったので、早速X3でドライブすることに。目的地は徳山ダムだけど、目的は途中の道の駅でダムカレーを食べることです。
まー分かってはいたものの、この5年間、PHEVやEVばかり乗っていた身からすると、ディーゼル車のアクセルレスポンスが物凄くかったるく感じます。EV/PHEVはアクセルに対しダイレクトにモーターが動くのでこの辺はEV・PHEVの利点ですね。R23で木曽三川公園まで出て、そこから揖斐川沿いに北上するルートです。R23では、レーンキープアシストが働いてくれて、ステアリングをほぼ操作しなくても車線の真ん中をビシっと走ってくれます。たまに追い越しでアクセルを踏み込むと鬼トルクで加速も申し分無しです。スマホのスクリーンミラーリングでナビと接続し、息子はAmazonのプライム・ビデオをずっと見ているようでした。ちなみに、足廻りはやはり硬いです。

揖斐川沿いで一枚

ダムカレー

道の駅に着いたのでダムカレーを食べます。子供にはさすがに多いと思ったのでお子様カレーをオーダー。私はダムカレー。いつも通りの美味しさです。ここにくると毎回、ダムカレーをオーダーするのですが、周りをみるとしいたけコロッケ定食をオーダーしている人が多い様子でした。次回は定食をオーダーしてみてもいいかもしれません、といいつつ次回もダムカレーをオーダーしちゃうんだろうなぁ。

パパの方がからあげ多いじゃん!と1個取られました

ダム周辺の低中速区間

昼食後は、徳山ダムに向かいます。徳山ダムが近づいてくるとダム周辺特有の低中速のコーナーが増えてきます。このマシンの得意な領域は高速区間だとは思っていますが、少しペースを上げてみます。最初はアクセルレスポンスが遅いので、ペダルを踏み始めるタイミングがズレていましたがこの辺は慣れでカバーできました 。それにしても低中速域でもハンドリングがいいので、多少オーバースピードだなぁと思ってもなんなく曲がっていきます。アウトランダーのときはS-AWC(電子制御)のおかげでアクセルオンでの二次旋回でめちゃめちゃ曲がっていきましたが、X3は一時旋回で曲がっていく感じ。なんなんだろう?ボディ構造?重量配分?がいいのかな?その辺は専門外なのでよくわかりません(笑)とにかく駆けぬける歓び(BMWのキャッチフレーズ)ってのを感じることが出来ました。

中・高速区間

ダムを満喫した後は、R303を通って長浜市に抜けます。こちらはダム周辺の道路とは違ってスピード域が少し高くなり中・高速域に入ります。このマシンの本領発揮?先程のダム区間の追い越し時に試したSPORTモードを使ってみると、アクセルレスポンスがかなり鋭くなります。メーターが赤くなるので子供のテンションも上がります。しかし、ペースが良くなりすぎるので自重してコンフォートモードに戻します。後ろから良いペースできてた車両にも道を譲り、あとはのんびり走ります。少ない区間でしたが、高速域での安定性も体感することが出来ました。

小川のほとりで休憩

ハンドリングの良さにつきる

そんなこんなで色々小難しいことを考えて購入したX3でしたが、ハンドリングが良すぎてそこにつきるなぁ、と思いました。SUVでこれならセダンやクーペだったらどうなんだろう?そういえば5年前のドイツ出張で3シリーズ運転したけど、当時は車両の性能を感じ取る余裕も無く必死だったなあ…。