我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

ドゥカティストになった背景

ニューマシンはストリートファイター 1098

前回の記事の最後に書いてましたが、ニューマシンを手に入れました。ドゥカティストリートファイター1098(2009MY)です。

やっぱりドカといえば赤でしょ

このマシンは私がちょうど中免を取った頃に発表されたマシンで、ちょうど自分の初めての愛車を探しているときに雑誌で見つけました。当時は、まだストリートファイターというジャンル名がそこまで定着していなかった頃かと思います。なので、当時の私はネイキッド??と思いつつ、ネイキッドとは違うその佇まいにただならぬオーラを感じ、いつかは乗ってみたいなぁ、なんて思ったものでした。

リッターに乗りたい

ここ数年間、サーキットやお山でリッターSSと一緒に走る機会が格段に増えました。そうなったときに、CBR600RRの利点というのがぼやけちゃうんですよね。乗り手のスキルの問題もありますが、コーナーの進入はそんなに変わらない。旋回中は…600のが良く曲がるかな?でも立ち上がりでズドーーーンと離される。特に上りだと露骨にパワー差が出ます。元々中型から大型にステップアップするときに、当時の愛車のNSRより600SSでも約80馬力ほどのパワー差あるからどうせ立ち上がりでフルスロットルなんて無理でしょ、、、なんて思ってCBR600RRを選んだのですが、最近はコーナーの立ち上がりでフルスロットルにして、これでもだめかーーー!!!って叫ぶことが増えました。
3、4年前ぐらいだったかな?会社の後輩が大型二輪を購入するので、その手助けをしていた頃です。今は彼の愛車となっているZX-10R(C型)を試乗したときに、すっげーーーパワー。でもこれならなんとかいけそうだよなぁ、なんて思い、そこから私のリッター貯金が始まりました。

1台で全てこなすのは酷

さらに、幸田サーキットを走り出してスプロケのセットは段々ショートになっていき、バックステップの位置はどんどん後ろに下がり、上に上がりました。今度、タンクエンドを伸ばすパーツも導入します。ここまでイジってしまったオートバイでツーリングに行くと、上半身と腰にかなりの負担がかかります。また、ちょくちょくロングツーリングに出かけるのでタイヤも減ります。CBRで全て賄おうとすると身体の負担も大きいし、車両にかける負担も大きくなるのでそろそろサブマシンを考えるべきだと感じていました。

候補車種

私のリッターバイクの条件としては、ツーリングが楽で、でもワインディング区間でそれなりの運動性能を発揮出来ること、になりました。そうなると選択肢としては、ツーリングが楽=アップハン、それなりの運動性能=SSのエンジン搭載、ということになり、ジャンルとしては、ストリートファイターになりました。候補は、GSX-S1000(GSX-S1000F)、Z1000(Ninja1000)。でも、この辺の車種にしても何だか所有感を満たせなさそうな気がしていました。(所有者の方ゴメンナサイ)直感でなんか違う…と。そんなときに外車という選択肢が頭をよぎりました。
学生時代だと絶対にそんな選択肢は無かったのですが、お山のお友達にドカティストがいるんですよ。また、ドゥカティスト以外にもアグスタ愛というか、タンブリーニ愛が凄いyuukinさんがいたり…。そんな人達を見ていると、ああ、なんだか外車で困ってもなんとかなりそうな気がしてきました。
そんなわけで、候補はドゥカティ ストリートファイター1098、MV アグスタ ブルターレBMW S1000Rとなりました。が、この中でも自分が強く欲しいと思っていたのがストリートファイターでした。

自走で引取

有給休暇消化期間中で、時間はあるので自走で引取ました。東京都立川市から愛知県まで約330km。小雨に降られながら新東名を走行してきたのですが…

早速リアウインカーがもげてる

高速乗る前の私:うひょーーー、気持ちイイ、これがリッターのパワー感か!!
高速乗って30分後の私:クソやん。CBRよりパワーねぇ、クソだるい

現仕様が日本仕様でフルパワーになってないので、こんなことになっているんだと思います。日本仕様だと8000rpm付近でレブリミットがかかってしまいます。体感的には、こっからが美味しいゾーンだと思えるので、きっと一番美味しいところを消されちゃってるのかな、と思います。あと、このマシンは4000rpm超えたあたりぐらいから怒涛の加速感を味わえるのですが、スロットルをガバ開きするとすぐにレブリミットに当たってしまうし、シフトチェンジが間に合わないのですごーーーく損していると思います。まーーー、既にフルパワー用のECUは用意しているので、あとは取り付けるだけなんですけどね、
と、まあ、色々言ってますが、オートバイに乗り出した頃に憧れていたマシンに乗れたので、終始ご機嫌ではありました。でも、早速色々といじりたい箇所も出てきています。まずは、しっかりと油脂類の交換と、各部のチェックかな。