我王会

元走り屋小僧のアラサーライダー。オートバイとの付き合い方について。

幸田サーキットで久しぶりにちょっと頑張ってみた

2023.9.13のマイバイク走行会に参加

久しぶりに幸田サーキットを走ってきました。前回に幸田を走ったのは、新しくヘルメットを購入した翌日なので6月前半かな?ということで3ヶ月ぶりですね。鎖骨を折ってから、リスクを考えてアクセルを開けきることが出来ないでいましたが、そろそろこの辺で鎖骨骨折前のレベルぐらいには持っていきたいところ。お山でちょこちょこ走る分には結構気持ちよく走れるようにはなってきましたが、やはり絶対的な指標となるのはタイムです。今回は骨折前の水準を具体的な目標としてみます。(ただし、コケないことが絶対条件なので熱くならないこと。) あとは、ブレーキマスターをブレンボに変えたのでストレートでの最高速度更新も狙ってみたいと思います。

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色々やってみたこと

走行前の準備として、キャリパーの清掃、リアブレーキパッドの交換、ブレーキフルードの交換をします。
今回、キャリパー清掃時の揉み出しにはブレーキメンテナンスでよく耳にするメタルラバーを使用することにしました。試しに吹いてみると、吹いた直後はサラサラですごく浸透しそうな様子ですが、少し時間が経つと粘性が増してきます。スプレータイプと聞いていたので、どうせ塗ってもすぐ飛んじゃうでしょと思っていましたが、これだけ粘性があると良さそうな気がします。

メタルラバー

Before

After

ブレーキフルードはプロジェクトμのG-four335を使用しました。私がCBR600RRの情報として参考にしている梨本塾でもG-four335を押している様子。フルードを交換して、エア抜きをした後にレバーを触ってみると、かなりカッチリしたタッチに変わりました。これはサーキットでも期待出来そう。

G-four 335

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走行結果

まずはタイム面ですが、今回のタイムはベストの1秒落ちぐらいでした。ただ、アベレージは近いところまで持ってこれています。やはり鎖骨を折った最終コーナーでスロットルを開けきることが出来ません。この日のベストが出たときは前を必死に追っているときだったので「前が行けるなら俺も行ける」の精神で開けきることが出来ましたが、やはり単独だと中々開けきれないですね。この日も最高気温が35℃の猛暑日だったので、タイヤが熱ダレして開けるとニュルニュル滑ることが何度かあったので気持ちが萎えちゃったということもありましたが…。
次にスピード面ですが、おかげさまで最高速度を更新することが出来ました。具体的には、GPS計測で151km/h→154km/hになりました。この日はタイヤ交換時に腕の筋を痛めてしまってたこともあったので、条件が良ければもう少し最高速を伸ばすことが出来るんじゃないか、と思います。このスピード面に関しては、交換したマスターシリンダーと、ブレーキフルードの効果があったかと思います。

まだ詰められる?

それにしても、まだベストの1秒落ちということで原因を探ってみます。ベストが出たラップではアクセルを開けきるようなコーナーできっちり開けていました。ということは、原因はターンインから立ち上がるまでにある…ということ?確かに前と比べると、ターンイン終わりからスロットルを開け始めるまでの何もしていない時間が長い気がします。この日は写真を撮ってくれている方がいたので写真を見返してみると…

アッパーカウルとFrフェンダーが干渉してる…

ちょっと違うアングルから

めっちゃ前乗りになってるなぁ!!??
あーーーーーーーー確かに、今年になってからヒザの変な位置すっちゃうなぁ、なんて思ってバックステップのステップ位置を少し前に出した覚えがあります。ステップ位置が前にくることで、足の位置だけでなく身体全体が前に出ちゃってしまっているのかと思います。この辺の話をX(旧:Twitter)で話していると、りべりこ氏からKDCのロングタンクパッドを紹介されました。確かに結構前にずきぽんのR1にまたがったときにタンクの長さがあるなー、と感じました。しかし、R1のタンク形状が長いのではなく、CBRのタンク形状が短いだけだったのかもしれません。

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サーキット走行している方で、PC40にロングタンクパッドを付けた人のインプレを読んでいると、後ろ乗りが楽に出来るようになったおかげでターンインがクイックになったというコメントがありました。私も今のポジションだと極端な前乗りになっているせいで、バンクスピードが遅く、かつバンク角が浅くなっているので一次旋回で思ったより曲がらず、バイクの向きが変わるまでの待ち時間が長くなっているのかと。また、バイクの向きが中々変わらないので、コーナリングスピードを落とさなければいけないという二重苦になっているんだろうと思います。

ymkz.hatenablog.jp

ちょっとした投資で解決出来るなら

そんなわけで前乗りになっていることが原因ということにして、ここを改善していこうと思います。単純に後ろに乗ることを意識することと、バックステップの位置を後ろに下げること。また、KDCのロングタンクパッドもそこまで高いわけではないので次の走行までに導入しようかと思います。
とはいいつつ、北海道ツーリングもあるし、オートバイも増車する予定なのでCBRのスポーツ走行ばかりにも構ってられないのです…(匂わせで終わるという笑