きっかけは誕生日…
今年の5月に36歳になりました。そんなとき、ふと、身体が元気に動くのが仮に70歳と仮定すると、半分は過ぎちゃったんだな、と考えました。今の生活に不満があるか？と聞かれると、即答で不満がある。と言えます。
ここ数年の普段の生活は、朝7時に家を出て、夜10～11時に帰ってくる毎日。子供はまだ5歳にもなっていないけど、子供と家内と声を交わすのは、朝の数十分。私が帰宅する頃にはみんな寝てます。会社は業績を右肩上がりに上げていて、それに比例して私の年収もやけに上がった。でも、このままで本当にいいのかな？
ああ、転職しよう
おまけに私が入社したときと比べると、企業風土もガラッと変わりました。昔は、もっとボトムアップで色々なアイディアを検討しながら業務を進めることが出来ていました。今は、強烈なトップダウン。しかも大枠だけでなく、凄く細かいところまでトップダウンときた。そのくせ、無駄な検討が多く、常にやり直し。この傾向が年々酷くなってきています。一体どこまで我慢しないといけないのだろう？？？
身体も不調を訴えます。逆流性食道炎、血便、そして慢性的な胃の痛み。酷いときは、休日なのに身体が動かない。オートバイに乗る気になれない。もう限界でした…けど、このまま倒れるなら前のめりに倒れてやろうと思い、転職を決意しました。
自動車業界以外
転職活動を決めたときに、これだけは譲れないと決めていたことが1つあります。それが自動車業界以外ということです。自動車業界は、日本が世界に誇る産業の1つですが、競争が激しく、その割には利益が上がりにくいビジネスモデル。そのため、開発は効率化され、システムで決められた通りに開発が進み、担当者に責任が押し付けられるような印象を受けました。私も現職で開発を進めるにあたり、開発のプロセスやシステムについて、理想を考えるとそうだけど、現実はそうじゃないじゃん、と思ったことが何度もありました。
そんなわけで転職先は自動車業界以外、ワークライフバランス重視、という軸で活動しました。
一応、内定は頂きました
5月の連休後から始めた転職活動でしたが、この度内定をいただくことが出来ました。私の場合は現職の自動車業界を候補から外した転職活動だったので、中々苦労しました。しかし、約3ヶ月ほどの活動で、少し妥協した部分もあるものの、ほぼほぼ希望通りの条件での企業を見つけることが出来ました。現職の上司にも退職の旨を伝え、9月上旬が最終出社日になる予定。そこからしばらくは有給消化でのんびりしたいと思います。支えてくれた家族に感謝です。
