Adelinも悪くは無かったけど…
フロントブレーキのマスターシリンダーはここ数年Adelinと言われる中華製のマスターシリンダーを使用していました。その辺の導入の経緯は過去記事を見てください。
ただ、最近色んな人に自分のマシンを評価してもらったり、私自身が他の人のマシンを乗ったときに感じることなんかをまとめると、どうも私のCBRは、ブレーキの制動力が立ち上がるまでにラグがある。もう少し分かりやすく言うと、アソビが多いということになります。レバーの調整なんかで色々やってみたものの、ここはなんともなりませんでした。
やっぱりBrembo 19 RCS
私のCBRのブレーキシステムは、ブレーキホースはメッシュ化されているし、パッドもメタリカ、ジクー、ジクーTYPE Cと比較して、一番フィーリングの良かったジクーにしています。システム的に不安があるとしたらやはりAdelinのマスターシリンダーだと判断。じゃあ、評判の良いBrembo 19 RCSに換装してしまうのが手っ取り早いよなぁ、でも金無いしなぁ、なんて考えながらヤフオク眺めていたら酔った勢いで落札してしまいました。
早速取り付け
そんなわけで運良く連休中※に部品が届いたので取り付けていきます。まずは、今ついてるブレーキシステムからブレーキフルードを抜いていきます。キャリパーのブリーダーボルトにコンプレッサーに繋いだ負圧ガンを接続し、ブレーキフルードを吸い出します。この負圧ガンめっちゃ楽。
※転職先も決まったし、退職することも上司に伝えたものの、現職の最終出社日は9月初めだったりする
マスターシリンダーのブリーダーボルトからも回収します。フルードの回収が終わったらマスターシリンダーとブレーキホースを切り離して、新しいBremboのマスターシリンダーを仮組み。
結構時間がかかりましたが、うまく仮組み出来たのであとはエア抜きをやっていきます。エア抜きはリザーバータンクから遠い方からやるのが鉄則らしいので、左キャリパー→右キャリパー→マスターシリンダーの順で実施。負圧ガンのおかげでAdelinを導入したときと比べるとエア抜きは10分ほどで終了。いや、本当にめっちゃ楽(2度目)
少しは質感上がったかな?
Adelinに換装するときは凄く苦労しましたが、今回は文明の力もあったおかげで1時間ほどで終了。その分、取り回しに苦労しました。プロトのリザーバータンクステーがまた高いんだよねぇ…。
予想通りのフィーリング
組んだので早速近所までふらっと走ってきました。と言っても、ただの街乗りですが…。それでもAdelinで気になっていた初期制動の立ち上がりラグはなくなりました。とにかくブレーキングが楽しい、早くスポーツライディングでこの効果を試してみたいですね。