これまでの観戦歴
国内最大のオートバイレースとも言われる鈴鹿8時間耐久ロードレース。今年は現地観戦してきました。
私が8耐を現地観戦したのは、2007年、2014~19年になります。2007年はヤング割があったので友人に誘われて参加。正直、レースのことなんて何も知らなかったので何が何やらという感じではあったものの、初めてのレースに興奮したことを覚えています。2016年からは、MotoGPも全日本ロードレースを追うようになったのでさらに楽しめるようになり、ヤマハの全盛期とか、3メーカーワークスガチンコ勝負とか各メーカーの栄枯盛衰をながめてきた気がします。応援しているチームが勝利に届かず、悔しくて1週間引き摺るほど入れ込んでいたこともあります(笑)
見どころはトップ10トライアルと決勝
8耐といえば色々なイベントが目白押しです。が、決勝は熱中症アラートが出るほどの酷暑の中で観戦することになります。そのため全てのイベントに参加していると必ずといっていいほどダウンします。(過去に友人がダウンしている…) なので、照準を土曜日のトップ10トライアルと、日曜日の決勝に合わせて行動します。
土曜日は6時過ぎに自宅を出発し、途中でピヨ彦をピックアップして実家(鈴鹿)に向かいます。実家には8時過ぎに到着。涼しい部屋でリラックスしたあと昼食を取り、13時前に車で送ってもらい、万全の状態でサーキット入り。土曜日も、日曜日も送迎してもらえたので、サーキットへの移動で無駄な体力を使わずに済みました。
トップ10トライアル
サーキット入りしてからはブースを一通り回ったあとFPから観戦。各車のラップタイムを見ることが出来るアプリ「ITS LIVE」とにらめっこ。やはりYARTの調子が良さそうです。トップ10トライアルではやはりYARTがポールですが、マシンが大破してしまう…。その後もイベントはありましたが、この日はトップ10トライアルだけにしてサーキットをあとにしました。実はサングラスを持ってくるのを忘れていたり、ラジオのイヤホンが駄目になってしまったので、ドンキに寄ってから実家に到着。夜はニンニクモリモリ入れた餃子を作って食べてスタミナをつけました。
決勝
日曜日は決勝が11:30スタートなので、11時にはサーキット入りしたいところ。実家からサーキットまでは車で10分ですが、一応余裕を持って10:30には実家を出ます。この日は忘れ物をすると、観戦に大きな支障を与えかねないので忘れ物チェックは念入りに…。サーキットには11時前には到着。ピヨ彦がV1V2のサービスであるドリンク飲み放題のドリンクを貰いに行こうとするも、決勝が始まってからしかやってないことが判明(笑)仕方なくグランドスタンドで決勝が始まるまで待ちます。
そしてレースがスタート。1スティント目が終了して、レースがある程度落ち着くのを見守ってグランドスタンドを離れます。
昼食にありつけない??
鈴鹿サーキットにくると必ず食べている焼肉弁当を食べにシケインへ向かいます…が、シケインについても焼肉弁当らしきブースがない!!??しかし、前日にXのフォロワーさんが焼肉弁当の写真をアップロードしていたのでそんなはずは!!??と思ってSNSを駆使して調べてみると、2コーナーの下に移転していることが判明。シケインから2コーナーに移動します。
何年振りかの焼肉弁当です。2コーナーの日陰で焼肉弁当を食べたあと、2コーナーで観戦。その後は徒歩で西コースまで行ってみることに。
西コースを周りクールダウン
西コースを周ったあとは、ホンダレーシングギャラリー前でクールダウン。
SNSの知り合いもみんな暑さにやられている模様。私は普段から週2でジョギングしていることと、8耐の2週間前に和歌山アドベンチャーワールドで暑さと戦ってきたおかげか、暑さにやられることはありませんでした。転職して、普段から結構暑いところで仕事をしているので、身体の耐性が出来ていたのかも?
休憩していると、知り合いからピットこない???とお誘いがあったのですが、パドックパスがないので行くことが出来ず。次の機会があればお願いします。と、伝えておきました。ちなみにこの時点で16時(開始から4:30)。陽がまだ高いところにあります。
シケインが涼しい
お次はシケインで観戦します。まだ陽が高いところにあるのでキツイかな?と思いきや、何気に日陰を多く、しかも風も吹くので涼しいです。しかし、レースに動きがなくなってきたので暇になってきました。シケインから地元鼓ヶ浦の写真撮って遊んでました(笑)(地名的に有名なのは白子だけど…)
最後はグランドスタンドで
18:30も過ぎ、レース終了まで残り1時間も切ったのでグランドスタンドに移動します。この時点では、HRC、YARTはトラブルない限りは変動がなさそうですが、3位争いがチーム加賀山と、ヨシムラで勃発。私としては加賀山さんところもヨシムラも応援していたのでどっちを応援したらいいんだ???となりましたが、ヨシムラに加入したもののテストライダー兼第4ライダーの役目で、レースを走る機会がない渥美選手を応援します。最後のスティントの渥美選手の走りはすごかったです。終盤のあの時間帯で8~9秒台ですからね。7秒台に入れているときもありました。今回の走りが今後の躍進のキッカケになればいいなぁ。
最後にHRCに40秒ペナルティということがありましたが、結局HRCの3連覇で終了。ゴールを見届けたので急いでピックアップしてもらい、実家を20時過ぎに出たおかげで渋滞にも巻き込まれず22時前には自宅に戻ってこれました。
この暑さは…
私もピヨ彦もバテることはありませんでしたが、SNSの知り合いはバテている人がたくさん…流石にこの暑さは普段あまり外に出ない人や、あまり体力のない人には危険かと。ライダーの消耗もかなりのものだと思います。鈴鹿8耐は長い歴史の中で洗練されてきたレースだと思うので、大切にしていく部分は大切にしていき、変える必要があるところは変えていくべきかと。あと、色々なものの値段が上がってますよね。結構きつい(笑)
レースの方は、HRCが強かったですね。今年は一発が得意な長島選手がいなかったので、テスト走行ではドカンとインパクトのある時計が見れなかったもののレースが始まってからは強かったですね。高橋巧選手は、スプリントじゃなくて耐久向きじゃないのかな?と思えるぐらいに勝負所の判断が素晴らしかったですね。
YARTはトップ10トライアルまでのタイムは凄く良かっただけに、壊したマシンの修復でフィーリングが変わってしまったのかな?でも1スティント目のタイヤチョイスミスったという話も小耳にしました。とは言え、世界耐久のチャンピオンシップでリーダーになったので結果オーライ?
ヨシムラは記念すべき今回の大会で、表彰台上がれて良かったです。世界耐久ではリーダーの座を奪われてしまいましたが、僅差なので最終戦でチャンピオンをよろしくおねがいします。そして、渥美選手を走らせてほしいですね。
チームカガヤマは…水野選手は悔しいでしょうね。とはいえ、外からみると8耐参戦初年度でこの結果は素晴らしいかと思います。私自身、Ducati所有するようになって感じますが、Ducati壊れないですよ?ただ、始動性は悪いので今回その部分は残念でしたね。結局ヨシムラとは36秒差?だったので、始動性の問題が無ければ可能性はあったのかも?